自社の強みがわからない方におすすめな自社USPの見つけ方
「自社の強みを10秒で説明してください」
答えられない人は案外多いものです。
あらゆるサービスや商品が飽和状態のなか、自社の強みで他社と差別化することは必須です。
が、意外とここが分からないって方多いんです。
自社の強みをしっかり把握してアピールしていきましょう!
文:WAWAワーク編集部マルオ
自社の強みの発見は身近なところに存在している
自社の取り扱い商品やサービスは、他社と比較してどれくらい優れているのか。
サービス力・営業力・価格・素材へのこだわりなど、競合となる企業へのリサーチも必要ですが、今現在売り上げが0でない限りは、その商品やサービスを、何かしらの理由で支持されているという結果があります。
それは「自社の取り扱いサービスが他社よりも価値がある」という何よりの証拠。
答えは自社のお客様が持っているのです。
まずは、既存顧客の情報の整理と、保有している資産を発見することからはじめましょう。
方法1 顧客から情報を引き出す
アンケート形式でいいでしょう。
自社の顧客に対して、
・なぜこのサービスにしようと思ったのか
・このサービスを選ぼうとしたきっかけ
・自社を選んでくれた理由
・決めてになった理由
これらの質問で、競合優位性、価値観などが明確になります。
他社で満足できなかった理由が分かる上に、自社の強みも自然と導き出すことができますね。
方法2 眠っている資産の洗い出し
前述のアンケートからはもちろん、自社資産の徹底した洗い出しによって、
他社では持ち合わせていたなかったサービスが発見でき、
当たり前のようにリリースされていた内容が、強みの1つになったり、キャッシュ化できたりします。
・原材料のこだわりが他社に比べて圧倒的だった
・納期がどこよりも早かった
・立地がいい
・技術力が高い
など。
客観的かつ多角的に見ることで、強みはどんどん見つけることができます。
キャッシュ化の例としては、レストランの料理人。
腕前だけでなく、その技術は伝えていくことができますね。
実際、スクールも開講されていますし、レシピの販売、書籍の出版など、あらゆる場面で活かすことができます。
価値を理解できる人に強みを訴求する大切さ
強みを見つけたら、さあアピール!
いや、少し待ってください。
アピールする前に対象となる顧客はそのサービスに価値をちゃんと感じているでしょうか?
どんなにサービスが素晴らしくても、オマケがあっても、
取り扱い商品に対して期待する顧客の価値観がマッチしていなければ、その強みも響きません。
そこをしっかり念頭においた上で、上手にアピールしていきましょう!