モチベーション維持の難しさ
5月のゴールデンウィークも終わり、仕事のモードに中々なれないこの時期、モチベーションを維持していくことに苦労されている人は多いのではないでしょうか。
モチベーションは仕事する上では重要なことで、新年度の始まりなどでやる気があっても一か月後には忘れてしまっている人もいるのではないでしょうか。モチベーションを維持していくのは非常に難しいことです。モチベーションを上げるだけでも一苦労なのにそれを維持していくのは更に難しい事だと思います。特に仕事に関してはそうだと思います。
しかしながら、どうせ仕事をするのであれば、モチベーションを維持して結果を出せる人になりたいと思う人は多いと思います。今回はこのようなモチベーションを少しでも維持していくために取り組むことをご紹介いたします。
モチベーションアップについては下記の記事で書きましたので参考にしてください。
モチベーションが下がる要因
モチベーションが下がる要因はいろいろあります。例えば下記のようなことがモチベーションの低下につながります。
ゴールデンウィークなどの大型連休明け
大型連休に仕事を忘れ楽しく遊んでリフレッシュできるかと思えば、「いざ休みが終わると仕事をする気になれない」みたいな事はよくあると思います。これは精神的な面が影響しているようで、副交感神経から交感神経の切り替えがうまくできない場合などに起こるようです。
解決するコツは、交感神経を刺激するために、コーヒーなどのカフェインを摂取したり、水を飲むのも効果があるようです。またストレッチなども効果があるようです。こういった大型連休を境に、継続して頑張っていたことが途絶えてしまうこともあると思いますので、早く仕事に慣れるようにしていくことが必要になります。
会社や上司に対しての不満
会社や上司に不満がある場合は、モチベーションがなかなか上がらない人も多いのではないでしょうか。不満の要因は自分たちがやりたいと思っていることを上司や会社が認めてくれない(評価されない)場合や、上司の人間性に問題があるケースなど様々な要因があります。
部下が上司に対して不満をもつと、その上司の指示がいくら正しくてもやりたいと思わなくなってしまいます。またそのような上司のもとで、そもそも仕事のモチベーションを高めることもできないような状態になってしまいます。
解決するためには、上司を変えてもらうのが良いですが、現実的に部下の立場で上司を変えてもらうようなことは言いずらいことで、出来ない事だと思います。このようなケースは自分自身を自己暗示かけるような取り組みを行っていく必要があります。「自分の将来のために今頑張る」、「上司は相手にしても無駄だから意識しないようにする」など自分自身に言い聞かせ、仕事に取り組む必要があります。
仕事の忙しさで後回しになる
このようなケースでモチベーションを維持できなくなっていくケースは多いのではないでしょうか。新年度今年はこれをやるぞ!と決めていても何日かするといつもと変わらない日々を送っているケース(三日坊主のようなケース)は多いのではないでしょうか。
いろいろ新しい取り組みを行うためには考える時間は必要です。しかし仕事に追われる日々が続いていくと考える時間ができなくなっていき、いつの間にかやろうと決めていたことも継続できなくなっていきます。
このようなケースはしっかり時間を確保する取り組みを行い、決めたことを実行する時間を確実にとるようなスケジュール管理をしていく必要があります。
モチベーションを維持させるためのコツ
前述以外に仕事に対してのモチベーションを下げてしまう要因は他にも色々あると思います。しかしモチベーションを維持していくためにはそれぞれの要因のせいにしても仕方ない部分があります。モチベーションを維持していく環境を自分で作っていく必要があります。いくつかモチベーション維持の方法をご紹介いたします。
モチベーションを継続できるように目標を決める
目標を決めることはモチベーション維持には有効的です。できれば1年通しての目標と定期的に検証できるようにKPIなどの設定も有効的です。
KPIについは下記の関連記事をご参考にしてください。
出来れば、KPIのように定期的に達成状況を把握していくことで、継続的に自分の活動の評価ができるようになり、モチベーションを維持していくことが可能になります。
またKPIもまずは無理のない数字を設定していきにながら、目標達成をする喜びも味わえるようにしていき、徐々に目標を高くしていくことも効果的かと思います。
例えばダイエットやるぞ!と決意した時なども、毎日体重計にのり進捗を見ていきながら、少しづつ減量が成功していくことで、喜びや達成感を感じ継続できるようになっていきます。
毎日または敵的にスケジュールを強制的に確保していく
モチベーションを継続するために、あらかじめ時間を確保するようにしておきます。決めた目標について考える時間ややることの整理など忙しい中でも強制的に時間を確保することで、日々の活動としてルーティン化することができれば、比較的継続しやすい状態を作ることができるようになります。
目標を共有する
目標を誰かと共有することも有効かと思います。自分一人だとあきらめてしまうことも他人に共有することでモチベーションを維持せざるえない状態を作っていくことが可能です。
誰かに言った手前やならいといけない思いが、モチベーションを継続させてくれます。
またチームとして複数人で目標達成を目指すのもモチベーションを継続させることができる方法になります。例えばチームとしての目標を全員の力で達成できるように個々の意識を統一させることは必要ですが、個人の目標よりは他のメンバーと協力して達成する目標のほうがチームとしてのモチベーションも高まります。
自分自身で目標を決める
目標管理を行っている会社は多いと思います。この目標は自分自身ですべて決めることができるのであればそれでもいいですが、上司から与えられた目標を言われるがままに設定しているようなケースもあると思います。
モチベーションを継続させていくことを考えると、できるだけ目標は自分自身で考えて自分で決めることが重要になります。まずは自分自身で決めた目標を意識してそれを日々達成できるように行動目標なども考えていくことでモチベーションを継続していくことができるようになっていきます。最初は低い目標でも大丈夫です。継続していくことまずはルーティン化していくことを意識した行動を行うことが重要になります。
当社はチームの目標をデータベースを活用して共有しています。目標はKPIを設定して定期的に達成状況を確認するようにしており、その目標を達成するために、個々の役割を決め、みんなで協力しないと達成できないような状況にしています。そうすることで個々との協力を自然と行うようになり、チームの目標意識を自然に個々が意識できるようになってきました。
継続は力なりといいますが、モチベーションを継続していくことは難しいことかもしれませんが、継続していくための工夫を考えて実行していくことが自然と継続できる環境になっていくと思います。